かつてビールが苦手だった私が、
vol.14 2017年5月19日
今日から5回に分けて、ビールの原料『ホップについて』をお送りします!
<第1回目>まずは写真を見てみましょう
<第2回目>ビールの苦みはホップから
<第3回目>ビールの香りもホップから
<第4回目>間違えないで!ホップの苗を買う時は…
<第5回目>ホップを浮かべてビールを飲んでみよう
今回は写真でホップがどんなものかを見てみます。撮影:後藤醸造
今年の4月末に、ホップの苗を植える作業に参加してきました。
ホップとはこういうものです。
ビールのCMや缶ビールで、何となく目にしたことがあるかもしれませんね!
イラストにすると特徴的で可愛らしいのでイラストの方が記憶に残りやすいかもしれません。
ちなみにこれ、『鞠花』(まりばな)と言います。★まりはなと読ませているビールもあります。
ホップはビールを製造する過程で投入するのですが、このままで投入することはほとんどなくペレット状のものを使うことが多いです。ペレットとはホップを乾燥させて砕いてぎゅっと固めたものです。
ではホップの苗はどんなものかといいますと、じゃん!これです!
ちなみにホップはつる植物なので、アサガオやゴーヤのように、グリーンカーテンのようにひょろひょろくるくる成長します。ホップのグリーンカーテンに挑戦するのも楽しそうです。
東京都世田谷でもホップが採れるならどこでも育つのかな?と思うかもしれませんが、寒い地域で育つ植物なので、日本では主に北海道や東北で栽培されることが多いです。
東北より南の地域ではつるは伸びますが鞠花に成らない…ということが多々あるそうです。
ちなみに和名は『西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ)』といいます。風呂敷の唐草模様に似ていることから名付けられたそうですよ!諸説あります。
ホップがどんなものか分かったところで、次回は『ビールの苦みはホップから』をお送りします。